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1989年発売のコナミ最後のMSXシューティングゲーム「スペースマンボウ」のBGMのアレンジです。
先の「グラディウス2」同様、個人的な思い入れが深い曲たちですので、原曲ベースに軽めの
アレンジに仕上げました。
曲名をクリックorタップするとMP3ファイルが演奏されます。尚、曲名および曲順は初代サントラ版に準拠
しています。
*お聴きになる場合は、Windowsメディアプレイヤーなど、対応するプレーヤーが必要となります。
MP3ファイルは全て「Roland INTEGRA-7」を中心に「Roland SC-8850」「YAMAHA MU1000EX」も
併せて制作したMIDIデータを再生、録音したものです。
参考資料:「スペースマンボウ」ゲーム音源(エミュレーター「BlueMSX」使用)
BEYOND THE DARKNESS
オープニングデモBGM。前半と後半の二部構成。緊迫感ありありの前半と、マンボウJ出撃の
後半BGMの高揚感の対比が素晴らしいです。
今回のアレンジは基本、SCCの質感を意識したシンセ音色を中心に、エレキギターを交える、という
スタイルです。ちなみに曲間のSEは自前ですw
BATTLE SHIP
STAGE1BGM。多重スクロールを背景に流れるハイトーンで始まるこの曲はインパクト抜群。
「〜マンボウ」といえばこの曲!という人は多いでしょう。
アレンジはその爽快感を壊さぬようにしつつ、さらに拡がりを与えました。またアレンジの関係で、
他の曲は原曲よりもテンポを緩めにしてますが、これだけは原曲に準拠してます。
HYDRA
ボスBGM。これぞ「ボス曲」といった感じのストレートかつオーソドックスな曲調、なんですが
なかなか真似が出来ないんですよ、こういう雰囲気を出すのって。
アレンジはほぼGt.中心。この曲を始め、多く出てくる低音の「ズオーン」ていう音の再現が
なかなか難しい(−−; エミュで解析するとPSGは重ねずSCCのみで鳴らしてるようですが・・・
MIDIではSync系の音でそれらしく表現。
PROVIDENCE
STAGE2BGM。怪しげなイントロから明るい曲調へと変わる絶妙な展開。後半の縦スクロールの
リフトは最初の難所です。
アレンジはGt.フィーチャーで、もう普通にロック調です。イントロはベースにエフェクトを通して、
怪しさを殊更強調してますw
AQUARIUM
STAGE3BGM。終始物悲しいメロディ展開がとても印象的な曲です。ツブツブ吐いてくる
敵が固い固いw
全作品のうち2番目に作ったこともあり、この曲で全体的なアレンジの方向性が
確立されました・・・よって全作品中、最も突っ込んだ?アレンジになってますmm
PARALLEL SPACE
STAGE4BGM。明るい曲調で進むエネルギー変換エリア。変換器が多数設置されてる関係で
広めな空間ながらも、タイトな隙間を縫っていく場面が多いです。ここでハマった方も多いかと。
アレンジはGt.とドラム中心で、個人的趣味?でタムを多用してますw ちなみにコレと7面曲は
過去にも単発でアレンジ版を制作してまして、今回どちらも全体のアレンジスタイルに合うように
音色の差し替え等々、リアレンジを施してます。
ZONE 5150
STAGE5BGM。高速スクロールなエネルギー炉。ボスの「ナーガ」が凶悪ですが、道中BGMは
1面曲に次いで爽快な曲調です。ちなみに後半エリアは私の場合、一番下を行きます(ーv−
アレンジはGt.を交えてますが、あまり存在感はないです(−。ー; イントロのアルペは
アレンジ的には省いても良かったんですが、やっぱり無いと雰囲気イマイチってことで、
ガンバって採譜しましたw
DUST DUST DUST
STAGE6BGM。廃棄物処理エリア・・・なんですが、とてもそんな風に見えないのはゴミが
ひとつも無いからですかね(−−; アルファード4はとてもキレイ好きなようですw
アレンジは原曲の怪しげな雰囲気を再現出来るよう音色に気を使いました。また、全曲の中で
Gt.が最も馴染んでるアレンジだと思います。
FIRE WARNING
STAGE7BGM。緊迫感かつ高揚感ある展開で、最終決戦が近いことを予感させる名曲。個人的に
マンボウの中でも上位にランクします(−v−
前述の4面曲同様、アレンジは過去に作ったMIDI版をリアレンジ。音色をより原曲に近づけました。
それに伴いGt.音色もそれに合うように調整。
PSYCHOPATHY
7面ボス。遺跡の奥に設置されたワープマシンを倒し(起動させ)て、マンボウのバリア内にワープせよ!
アレンジはGt.やパーカスなど、オリジナルパート多めに追加で、曲名の通り「サイコ」な雰囲気
(何を持って「サイコ」かは不明)を演出してます。
BRILLIANCE
STAGE8BGM。ワープマシンでついにマンボウのバリア内に侵入するも、「奥様うっとり」でお馴染み
巨大レーザーがすっ飛んでくるスリリングな面です。
先に単発で作った4面&7面を除き、アレンジ版制作にあたり最初に作った曲・・・なもんで当然?アレンジの
方向性が定まってなかった段階なので、この曲だけGt.無しです。まぁ後からムリヤリねじ込むのもナンなのでmm
MOAN
ラスボスBGM。マンボウの体内?で、心臓部との最後の戦い。怪しげなイントロから一気に
ハデに展開します・・・てか、それほどラスボスの攻撃は激しくありませんが。。
アレンジはほぼGt.メインのRock色が強い仕上がり。短い曲ながら変拍子の譜割りを読むのが
結構大変でした。
MEMOIRE
エンディングBGM。「エンディング曲」としては個人的にこれまで聴いてきた全てのゲーム曲の中でも
トップ5に入ります。発売日〜ゲームをプレイしてた時季の関係で、年の瀬に聴きたくなるんです(−v−
アレンジは原曲を大事にしつつ、Gt.をフィーチャー。一部セクションにパーカスを追加してます。
DISAPPEARANCE
ゲームオーバーBGM。グラディウスシリーズと比較すれば、このゲームの難度はさほど高くないんですが、
それでも初見では、何度もこの曲を耳にしながらF5キーを押すことになりますね(−−
これだけ短いとアレンジも難しい・・・てか、殆ど弄る余地が無かったので、原曲なぞってるだけですw
まぁギター入れてみても良かったかとは思いますが。。
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